2021年07月09日

リアル色鉛筆画(小学生)

今回の小学生クラスは4週間をかけて、しっかりと油性色鉛筆の基礎を学びます。
いつも使用している水彩色鉛筆との違いは、発色が美しいexclamation芯が非常に柔らかくパステルと水彩色鉛筆の中間の様な描き心地です。
グラデーションを表現することに向いています。
油絵のオイルを混ぜて描く作家さんもいますね手(チョキ)

まずはどんな色があるのかを知るために色見本から制作します。
絵具を使う時もあったら便利でするんるん

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色の感じが掴めた後はいよいよ面を塗る練習です手(チョキ)
ハッチングや色々なタッチの表現方法を学びます。
これをマスターすれば、雲のような柔らかい物から硬い物体なども上手に表現することができますよわーい(嬉しい顔)

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次はグラデーションを作ってみます。ここでハッチングの技法が役立ってきます。
色を濃くしたい場合は強い力で塗るのではなく、塗り重ねる回数や角度でグラデーションを描きます。
色鉛筆を長めに持つ方が、余計な力が入らず一定の力で塗り進められます。
紙の余白部分が残らないよう地道に塗り続けることも大事なポイントですぴかぴか(新しい)

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色同士を重ね塗りしたらどんな色になるんだろうexclamation&question実験感覚で新しい色を作り出しています。
みんなとても楽しそうでするんるん

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さあいよいよ応用編です。実物を見ながらビー玉を描いていきます!
ガラスの質感や光が強く当たる場所、影の出方など、どうやって再現するか…。

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影をよーく見ると黒ではありませんね!ビー玉の色や光、テーブルの色が混ざりあっています。
ビー玉の冷たい素材感や影の柔らかさがとてもよく描かれていますグッド(上向き矢印)

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影は1つではないことによく気がつきました!すごい観察力exclamation×2

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4週間後にはみんな使い方のコツをつかんで、かなりの色鉛筆上達者となりました。
また楽しくデッサンしましょうねグッド(上向き矢印)
posted by minato at 15:49| Comment(0) | 絵画