
この時期になると鯉のぼりをよく見かけますね。
鯉の滝登りは昔からとても縁起が良いと言われていて、伊藤若冲など著名な日本画家の作品にも、鯉のモチーフが数多く残されています。
そこで今回は水墨画で鯉を描く課題にチャレンジします

何度試しても墨の濃淡のみで色を表現するのは難しいですね〜

写真を見ながらまずは半紙で練習です。



面相筆をうまくに使って鱗が表現できています。
墨が乾く前にまた墨を重ねたりいろいろな技法を試せたようです。
ぼかしやにじみ、繊細な線の表現がみんななかなか良い感じ

コツが掴めたところで、今度はスケッチブックに描いていこう





滝の躍動感がありますね



半紙とスケッチブックを比較すると、墨の出方が全く違いますね。
画材と支持体の相性を知る勉強にもなりますね


鯉の神様のよう

普段は文字を書くことが多い墨ですが、絵を描くことも楽しかったですね

不思議と濃淡だけでもだんだん色が見えてきます。
水墨画は意外と身近な画法です。
ぜひお家でも試してみてくださいね

