
憂鬱な気分で過ごされている方も多いと思います。
そんな気分のわたしたちを励ますように
咲いている紫陽花



6月は、幼児・小学生ともに
そんな魅力的な紫陽花の花を描きました




鉢植えの紫陽花をしっかり観察して鉛筆で形をとり
水彩絵の具で着彩していきます。
花びらのようにみえる「ガク」はどんなかたちかな?
葉っぱはどんなかたちかな?
本物を自分の目でみて

少し触ってみたり
においを嗅いでみたり
そうやって五感を使って得た情報というのは
写真やインターネットの中で見る情報と違い
経験や感覚として自分の中にしっかりと染み込んでいくように思います。
「難しい〜

と、言いながらも、とても素敵な作品に仕上がりましたよ


年中さんの作品。雨上がりの虹も描きました。

年中さんの作品。何度も色を重ねて紫陽花の色を表現しました。

小学2年生の作品。ウサギ型の鉢植えを自分で考えて描きました。

小学2年生の作品。ここのところ描写力がグッとあがり、本人もとても集中して楽しんで描けています。

小学2年生の作品。花にきらりとついた雨つぶの表現、葉っぱの形がよく観察できています。

小学3年生の作品。紫陽花を観察しながら、紫陽花のある風景を想像して描いています。学年があがると、こうやって空間を表現できるようになってきますね。

小学3年生の作品。机や椅子など、立体的な表現にも挑戦しました。

小学4年生の作品。にじみを使った雨の表現、構図などにも工夫をして「自分らしい絵」ということも少しづつ意識できるようになってきています。
「目の前にあるものを描く」というのは
正直ちょっと地味で退屈なところもあるのですが
こつを掴んで描けるようになると、とても楽しく
ただ描くだけではなくそれが「表現」となり「作品」となっていきます。
そんな風にちょっとづつちょっとづつ
思うように描けた!という経験を重ねて
「表現すること」がこどもたちにとって
楽しいものになってほしいな

と改めて感じています
