サマープログラムでは、水彩絵の具を使って、
海の風景画や、魚の絵を描きました。
まず、どのような海の世界を表現したいのか構想します。

図鑑や写真を基に、下描きを始めます。
海の中の世界を描いていますね。クマノミやサンゴの形を丁寧に取っています。

夕暮れ時の海を描いています。
オブジェクトを少なくして、夕日の綺麗な色が際立つように画面構成しています。

こちらは、魚の色は塗り途中ですが、
海の塗り方を工夫しています。
始めに海の水色を塗る部分全体に、
透明な水で下地を塗ります。
その後、色を塗っていくと、色が滲み、筆跡が残りません。
空や海を描く際には、使えるテクニックです。
乾いた後にできる、水彩絵の具ならではの
よれた模様も、意図せず偶然できた模様です。
「こう描こう」と思って上手く描けるのももちろん楽しいですが、
意図せずできた模様など、自分の期待以上のものができると
より楽しく作品を作ることができるものです。

色とりどりの海の中の世界

情緒溢れる作品ですね。
夏ならではのプログラム、
季節を感じながら、季節に合ったモチーフで描くと
より魅力的な絵に仕上がると思います。